精神的な病気というのは、個人の因に帰せられる部分もありますが、外的要因のことも考えねばなりません。

生活習慣病とはどんな病気か
生活習慣病とはどんな病気か

精神的な病気の外的要因

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人間の精神は、多く肉体がその作用を及ぼします。精神を形づくるものもまた脳なのであって、脳の指令によって肉体が動くように、脳の状態によって精神というものは決定されます。だからと言って、精神の構築には脳だけが寄与するわけではありません。すなわち、精神というのはより外的要因を受けやすいのであり、その外的要因によって形成されるものでもあるのです。

外的要因とは何でしょうか。人間は社会的な生き物であって、人間と社会というものは切っても切り離せないものです。外的要因とはこの社会のことであって、人間の精神には社会が明るい光を投げかけ、そうしてまた暗い影を落とすこともあるのです。精神的な病気というのは、もちろんそれがその人個人の内的要因によって発症してしまうこともありますが、外的要因が引き金となって精神的な病を患ってしまうということも少なくありません。しかもこの外的要因というのは、内的要因がたとえば栄養管理だとか定期的な運動だとかリラックスだとか、そうやって個人的に解決することが可能なのとは違って、その人を取り巻く社会環境そのものを改善しなければなかなか解決することが難しいのです。それだけ精神の病は、社会の環境の整備不良によって引き起こされ、長引くものなのです。